長尺D管の必要性音楽として聴きやすいのは、高音から低温までバランスよい音が出ている場合です。例えばマンドリンだけではなく、マンドラやギターも加わり、さらにはコントラバスまで加わりますと大変聴きやすく感動的な音楽表現ができるようになります。 尺八の場合も、琴と合奏することで音域が広がり、大変聴きやすなってきますが、低音部が不足しているように思えます。 そのため何かその低音域をカバーするもの加える必要があると考え、同じ音色の低音の尺八を作ってみました。 長尺D管の写真これがその長尺D管尺八の写真です。上は歌口部分、下は全体像です。 目次1 長尺管を操作する方法2 ツ、ハを出す方法 3 基礎的事項 開口端効果について 4 作り方 4-1 歌口の作成 4-2 本体との接着 4-3 歌口部を作る 4-4 管尻の切断 4-5 開口端効果の計算 4-6 第1孔位置の計算 4-7 第2孔位置の計算 4-8 その他の手孔位置の計算 4-9 手レバー位置の決定 4-10 位置のまとめ 4-11 穴あけ 4-12 塗装 4-13 手レバーとパッキンレバーの作成 4-14 パッキン押え板の作成 4-15 ストッパーとバネの作成 4-16 パッキン作成 4-17 渦巻バネ 4-18 軸受けと軸の作成 4-19 親指かけ作成 4-20 バネ受けの作成と半田付け 4-21 ストッパーとバネの半田付け 4-22 渦巻バネの半田付け 4-23 手レバーの半田付け 4-24 パッキンレバーの半田付け 4-25 独特の歌口にする 4-26 組み立て 4-27 完成品テスト |