パッキン押え板の作成方法ステン製のパッキン押え板の作成です。良い機械もない状態で円盤を作る方法を紹介します。手レバーを押しますとパッキンレバーが動きますが、このパッキンレバーの先端にパッキン押え板を取り付け、更にこのパッキン押え板にパッキンが取り付けられる構造になっています。 パッキン押え板は何も正しい円形でなくても動作はできますが、パッキンとともに見た目の良い円形に作り上げたいと思います。 パッキン押え板の材料はステンレスが良いです。厚さは1mmにします。 直径27mmの円盤に仕上げますが最初に30mm角程度の大きさに切り、中央に4mmの穴を開けます。 必要数は8枚です。 これを下図のようにM4の長ビスに通し、ナットで絞めてから適当なもので回転させます。 私はボール盤で回転させることが多かったですが、台に固定した電気ドリルで回転させたこともあります。 ![]() そうして回転させておいてサンダーで削って円形にしていくのです。 時々ノギスで測りながら27mmに仕上げます。±0.2mm程度は心配ありません。 細かい話ですが、取り外したら片面だけ面取りをします。以外に根気がいります。 パッキンを接着したとき、パッキンと反対側の面の角は落ちているようにしたいわけです。 当然バリは取っておくことも必要です。 手孔には直径22mmアルミリングが取り付けられていますので、パッキンやパッキン押え板も直径22mmで良いはずですが、なかなかセンターにきっちり来ることはむつかしいです。 多少ずれてもよいように27mmとしたのです。 26mmにしたこともありますが、ぎりぎりで余裕がありませんでした。 |