親指掛け軽量化につとめましたが、それでも結構な重さになり、左右の手の中指と親指で挟むだけでの長時間演奏は難しいです。このため右手の親指に掛けて重量を支えられるようにしました。そのための親指掛けの作り方を説明します。この長D管は机の上に置くときに少し困ります。 色々のレバーが付いていますのでうっかりするとそのレバーが下敷きになり、長時間パッキンが圧縮された状態にならないとも限らないからです。 パッキンの復元力はかなりありますが、それでも常時圧縮されればへたりは発生します。 このため机などに置く場合には軸やレバーが上になるような仕組みが必要と考え、この親指掛けを台と兼用できるようにしました。 ![]() 1mm厚のステン板から切り出し、適当に曲げて作りました。 ![]() 下は5mm厚のスポンジです。 ステン板に直接親指が当たっていますと、痛くなるだろうと思い、スポンジを貼り付けました。 ステン板の曲げ部分と同じ大きさで、20×60です。 ステン板の本体取り付け部は巾10、長さ25です。5mmの穴が2つ開いています。 親指掛けの寸法は、各自好きなように作られたら良いと思います。 自分の手に合うように曲げます。 取付位置は、真後ろで、第2手レバーの中心にしましたが、これも各自好みの位置にされればよいでしょう。 |